北海道旅行

cellokoto2005-07-26


1日目
夜,高速を使い舞鶴港のフェリー乗り場へ向かう(約2時間).深夜1時,新日本海フェリーの船が舞鶴港を出港.サッポロクラシックビールで乾杯をし,いつの間にか夢の中・・
2日目
昼近くまで眠り続ける.この睡眠が,旅の始まりに必要な体力と精神力,英気を養う重要な時間.これから旅が始まるんだ・・という実感が湧いてくる時.船の中ではダラダラして過ごす.寝る,読書,軽い食事の繰り返し.
夜,定刻通りに小樽港に到着.小樽のホテルに直行,ここでも早々に眠りにつく.
3日目
朝食後,気になっていたニセコに向かう.出発してすぐ小樽から余市に向かう国道が渋滞.小樽からニセコの神仙沼まで約3時間かかってしまった.余市からニセコ方面に向かう国道に入ってからは快適なドライブ.駐車場に車を止め,そこから徒歩で約20分.急に視界が開け,ワタスゲとアヤメの花々が,普段は地味であろう湿地を演出している.青空も広がり,きれいだ・・.その後,長沼に向かうが,こちらは湖みたいで特に感動はせず.駐車場に戻り,再びドライブ.少し寄り道をして羊蹄山吹き出し公園に行き,美味しい水をゴクリ.ついでに”みらい”という品種のゆでとうきびを買って食べる.甘くて美味しい!その後も寄り道をしながら,小樽〜札幌に.この日はネズミ取りを3回も見た.危ない危ない.最後は札幌市内のいつもの”サッポロジンギスカン”でお腹いっぱいになるまでおいしいジンギスカンを食べてホテルへ.慌ただしい1日でした.
4日目
釣具屋に寄りながら,昨日と同じ道を途中までたどり余市積丹へ.天気はますます良くなり,きれいな海と空と山々の緑に感動.なごみの宿いい田に到着.小さな旅館だけどお客さんはいっぱい.人気の旅館なのだなぁ・・.海辺を散歩してから旅館に戻り,楽しみにしていた夕食.・・見たこともない量のウニが!そのまま食べたり,ワサビ醤油につけて食べたり,ご飯の上にのせてウニ丼にしてみたり.ヒラメのえんがわの握りもとてもおいしかった.私はそのままお風呂に入り,布団の上でダラダラ過ごす.夜は寒いくらいだけどぐっすり眠れた.
5日目
バイキング形式の朝食で野菜をたくさん食べてお腹いっぱいに.今日は1日フリータイム.とりあえずカムイ岬に行ってみる!本当にきれいだった.後から写真を見ると,さらに感動が!その分日差しで皮膚は赤くなる(日焼けが・・).神恵内村に行きしばらく浜辺から釣り.でも何も釣れず.宿の人に教わった”勝栄鮨”に向かう.小さな小さな町だけど,店はお客さんでいっぱい.ウニ丼は海が荒れて漁ができなかったため食べることができなかったが,特上( 2,000 円!)でウニもアワビもトロもホッキも・・・おいしいお寿司をお腹いっぱい食べる.満足.積丹町の付け根を横切る国道を走り三国港に着く.ここでお土産のウニを手配し,港でさらに釣りをする.けど,ここでも何も釣れず.あ,地元の人がえさ釣りをしていましたが,その人たちはたくさんウグイを釣ってました.あれは晩のおかずになるのでしょうか?すっかり遊んでから再び宿に戻り,今度は宿の近くで釣り.陽射しが強い!海中のテトラの上にウニがいっぱいいるのが見える.青とオレンジ色のヒトデもいる.そしてついにアイナメを釣った!すごいすごい!夕方になるまで十分に釣りを楽しみ(私ではなく夫が・・)夕食の時間.今日もざるにいっぱいのウニ.10年分くらいのおいしいウニを,味わいながら完食.お腹いっぱい.そして夕食後も釣りに出かける.クロソイやウグイを釣って楽しんだ様子.のんびりのはずだったけど,終わってみるとなかなかハードな一日になった.
6日目
余市〜小樽〜札幌を経由して苫小牧に.今日と明日は結婚式場の見学がメイン.今日は NIDOM へ.白樺の林の中を抜けフロントに到着.平日なのに駐車場はいっぱい.みなさんゴルフ?担当の人に教会2か所とコテージを見せてもらう.すぐ近くを高速道路が通っているはずなのに,敷地内は緑がいっぱいで鳥のさえずりが聞こえる.ここなら思い出に残る結婚式になりそう.そうやって気持ちを固めてトマムへ向かう.この日はトマム泊.
7日目
今日は水の教会の見学.ホテルアルファトマムの部屋からは水の教会の後ろ姿が見えていた.前日は??と思ってました.これが安藤忠雄建築(?)と.ところが,担当の人につれられて一歩中に入ったら,感動!特に,大窓が開いた後は・・教会なのに風が気持ち良く吹き込み,鳥の鳴き声が聞こえて,昨日の NIDOM とは全く違う,でもとてもすばらしい教会でした.この後しばらく式場選びで悩む羽目に.
気持ちを新たに札幌に戻るために車を走らせる.この日は富良野を通ることにする.この時期ラベンダーがきれいに咲いているはず!何度も北海道に来ているのに今までラベンダー畑を見たことがなかったから.で,富田ファームに向かった.う〜ん,すごい.一面濃い紫.近くから見るより遠くからの風景のほうが私は好き.世間一般に知られる北海道っぽい北海道を体験した.きれいだったけど,人も多く,滞在時間は約30分.ま,そんなもん.最近の私たちの旅行は観光をするというよりは,ゆっくり自然と触れあうことの方が多くなった.その方が心に残る旅になるから.けど,北海道旅行はもう終わり.札幌に戻ってお土産を買い込み,小樽港に急ぐ.フェリーターミナルで汗と疲れを洗い流してフェリーに乗船.北海道に後ろ髪を引かれる思い・・でも,明日から(?)は古座川カヌーツアー.
8日目
帰りのフェリーでも寝る,食べる,読書の繰り返し.北海道での疲れを取る.定刻より少し遅れて舞鶴港に到着.高速に乗って家に戻った.
走行距離合計:1,459 km