膝が・・

11月の1回目の祝日は,職場の人2人と計4人で近くをトレッキング.それほどハードではない(はずだった・・)沢沿いのコースを,始まりつつある紅葉を見ながら歩き楽しんだ.いつも2人だけで歩いているので人数が増えて雰囲気もかわり(ちょっと遠足みたい),私も楽しんだ.山の上からおりる行程をロープウェーを利用する予定だったのだが,みんな元気で時間も余裕があったため,ハードな尾根道を降りてくることにした.降り始めてすぐに,下から,全身から湯気をたてている2人組が登ってきた.「すごく急で危険だから気をつけて」と言われ,こちらも「あともう少しですよ」と声を掛け合った.この尾根道は本当に急だった.そして降り始めて10分経ったか経たないか・・異変に気が付いた.膝が笑い始めている.それから数分後,どうにもならなくなってきた.声を掛けて3人に止まってもらい,膝の様子を確認する.いつもなら膝の周りの痛みを伴いながら制御が効かなくなってくるのだが,今日は痛みが全くない.そして,本当に膝が笑っていて,この急坂をおりることが非常に困難な状況になりつつあった.いくら下り坂が苦手とは言え,こんなに早く膝が笑うことはなかった.しかも,いつもよりひどい.荷物を持ってもらい,転がっていた枝を杖代わりにして,何度も休みながらなんとか麓に着いたときはホッとした.これほどひどくなったのは初めて.上半身は元気だが,足だけが言うことを効かず,転がり込むようにして家にたどり着いた.
次の日,熱が出てダウンしてしまった・・.風邪だったのだろうか?