{2nd baby]楽しかった.けど、もっと・・・

だいぶ涼しくなって、気持ちのいい季節.
朝から洗濯に布団干しが楽しい.

でも、先月末から、ずっとバタバタ.北海道から帰ってきてもバタバタ.今日ようやく一息ついた.

北海道は、とても楽しかった.紅葉にはまだほんの少し早かったみたいで、想像していたものとは少し違ったけれど、自宅に帰る日、屈斜路湖沿いの道を車で通ったら、木々が奇麗な黄金色、そして時々赤色が混じる、本当にきれいなトンネルになっていて、ああ、やっぱりまだ帰りたくない、もっといたかった、と思いながら飛行機に乗ったのだった.

行きは、7か月の娘と2人だけの旅.自宅からは MKタクシーのスカイゲイトシャトル関空まで.関空から女満別行きの ANA に乗り2時間.空港からはレンタカーで約1時間の道のりをドライブしていつもの宿に到着.娘は本当にがんばってくれて、特に愚図る事なく宿にたどり着く事が出来た.でも、途中でいろんな人に手伝ってもらえたからだと思う.関空で昼食を頼む時に、娘を見ていてくれたおばさま方.ANA の係員の人、飛行機の座席周囲の人、スチュワーデスさん(さすが、ANAスカイマークとは違って、いろいろと親切に手伝ってもらえた)、レンタカー会社の人たち、そして宿の人たち、いつもお世話になっている道東の人たち.

おかげで、娘の風邪も悪化する事なく、宿でのんびり過ごし、後半の友人との観光もたくさん楽しんだ.娘は初釧路川の川下り(ゴムボート)も体験し、静かな釧路川に泣き声を響き渡らせたり・・.天気にも恵まれたけど、細岡展望台から見た釧路湿原はどこまでも黄金色で本当に美しかった.

観光もしたけど、おいしい食事もいっぱい.帰りは網走経由でお寿司を食べ、友人はきんき(めんめ)いくらはもちろんの事、ホタテのおいしさに感動していた.いつもの事ながら、ジンギスカンもおいしかったなぁ.友人は初スープカレー体験も.

というわけで、友人と合流したのもあって、いつもより盛りだくさんになってしまった分、あと3日くらいのんびり滞在したかったなぁと今更ながらに思う.でも、紅葉時期の道東を訪ねる事が出来て本当に良かった.

帰りは友人も一緒だったので、さらに楽チン.関空までは夫と息子が迎えにきてくれていて、会った瞬間、息子が「ママ〜」と駆け寄ってくれて、北海道の名残惜しさも吹き飛び、無事に帰って来れた喜びを噛み締めたのだった.


娘は、基本は宿でのんびりできるので(日中も部屋に自由に出入りできる)特に愚図る事はなかった.一番大変だったのは、離乳食かな.でも、これも滞在2日目に宿近く(車で20分くらいの場所)の大手ドラッグストアやスーパーなどで、レトルトの離乳食やベビーダノンを仕入れ、他は宿のパンなどの食事を取り分けて食べさせていた.食器も宿で借りたり、スプーンなどは宿で洗ってもらったり.お風呂も貸切だし、ほとんど他のお客さんも気にしなくて良い状況だったので、私が洗っている間に少し泣くのを気にしなければ何も問題なし.私の食事中も大変だけど、子供用の椅子を借り、お行儀は悪いけど娘をあやしつつ、食べつつ、なんとかなった.多分、頼めば部屋食にもしてもらえたと思うけど・・.ベビーカーは持っていかず、スリングだけにしたけど、これも正解.ベビーカーは使う場所がなかった.ほとんどの観光地が段差ばかりだったから.飛行機の中では授乳ケープの中で授乳したり、起きたらその辺のオモチャ(紙コップだったり ANA でもらったオモチャだったり)で遊ばせたり.行きは30分近く泣いていたけど・・仕方ないかなぁ.帰りの飛行機はご機嫌すぎて、周りの人たちに笑顔を振りまき、振り向いてもらおうと声までかけていた・・(苦笑).車はいつも乗せているから、眠くて眠れない時に少し泣く程度だったし、昼食は子供連れでも気兼ねしなくて良いお店を選んでいたし(座敷がある場所)、土地に慣れているからこそ、楽しめたのも事実かも.まあ、重要なのは、宿でのんびりできること.これさえ可能であれば、赤ちゃん連れの2人での旅行もなんとかなるということで.あとは、周りの人たちの温かい心遣い.


さて、来年は家族4人でいつもの車での道東旅行になるのかな〜.元気に再訪できますように!!