おっぱいについて(息子の時)

前回の記事を書いてから、自分のおっぱい(授乳)のことについてまとめておきたいと思ったので、息子の時の育児日記などを読み返したり思い出しながら書いてみる.

前回も書いたように、私のおっぱいは両方とも扁平乳首.息子出産の前のおっぱいチェックで乳首ケアをしておくように助産師さんに言われたものの、どの程度やる必要があるのかわからず、適当にしかケアしていなかった私は産後に超大変な思いをした.(おっぱいは滲む程度には出るようになっていた)

息子は吸うのが下手でなかなか乳首を銜えてくれなかった(ま、乳首ケアをしっかりしていなかった私自身が悪いのだけど・・).産後3日目位からガチガチに張ってきたおっぱいの痛みをどうすればいいのかわからず、もう、お手上げ状態だった.助産師さんに乳管を開通させてもらい、母乳はたくさん出てくるようにはなった.けど、授乳の度にずっと泣き続ける息子を前に、基底部マッサージと乳首マッサージを30分くらいかけてして、いざ銜えてもらおうとしても、全然吸い付いてくれなかった.30分くらいフットボール抱きで格闘しても全然飲んでくれず(体重増加がない)、糖水をあげたり搾乳して哺乳瓶で飲ませたりしていた.退院する頃には搾乳で 60ml 以上は出ていたのに・・.
自宅に戻ってからは夫にも手伝ってもらっていた.まずは私の睡眠不足(1回の授乳に2時間くらいかかるのでほとんど眠れていなかった)を補うために、直母(や乳頭保護器で)にトライして飲めないと搾乳し、それを夫に哺乳瓶であげてもらっていた(生後10日後くらいでは授乳後の搾乳で 100ml 以上は出ていた.多い時は 180ml も・・これは搾乳し過ぎで張る原因だった).それで体が少し楽になると、やっぱり直母で授乳したくなった.けど、息子はなかなか銜えてくれない.乳頭保護器でもほとんどダメ.乳首は痛くてたまらないし、おっぱいはガチガチに張って痛いしで、精神的には最悪な状態だった.
ネットでいろいろ検索して『魔○のおっぱい』を読んだ.そこで「頻回授乳」と書かれているのを見て、泣くたびにおっぱいを銜えさせても見た.

それでもダメだった.というか、頻回授乳は私(と息子)には合わなかった.理由は・・頻回授乳で母乳を飲み過ぎると(?)息子は口を固く閉じておっぱいを銜えてくれなくなること(おっぱいをたびたび吐いていた)、逆に、おっぱいは頻回授乳で刺激が何度も入るため、張りが強くなっていったこと.そしておっぱいマッサージをする時間の余裕もなくなりおっぱいの状態が悪くなったこと、など・・かな.

自分のやり方を探そうと、おっぱいマッサージをがんばりながら(毎日タオルにおっぱいをたくさん吸わせていた(笑))直母にトライした.泣いていても3時間くらいは授乳間隔を空けるようにしたり.

授乳が軌道に乗ってきたのは生後2週後くらいだったみたい.それまでは、その日その時のことを考えるのが精一杯で、1週間後のこと、ましてや1か月後のことなど考える余裕もなかった.

1か月検診の頃は授乳回数5回/1日となっていた.体重増加は 27g/day で少なめだったので、ドクターには授乳回数を増やすように言われたけど、これが私たちのペースと思いそのままにしていた.
溜り乳から指し乳に変わったのは生後3か月頃.それまでは寝ている時におっぱいが溢れ出てパジャマがぬれることもザラだった.おっぱいマッサージをしなくても良くなったのも、この頃だったのだろうと思う.

こんな感じだったけど、生理再開は産後6ヶ月、6か月過ぎまでは母乳だけで育て(ずっと小さめちゃんではあったけど)、乳腺炎は生後9か月の時に1回だけ.1歳7か月頃(保育園入園後3か月くらい?)で自然卒乳した、納得のいくおっぱいライフだった.